RENEWAL COST

ホームページリニューアルの費用相場|規模別・内容別に解説

デザインを変えるだけなのか、ページ構成・原稿・SEO・CMS・データ移行まで作り直すのかで費用は大きく変わります。

更新日 2026.08.08想定検索:ホームページ リニューアル 費用
ホームページリニューアル費用を設計・制作・機能・移行などに分けた図解

ホームページリニューアルの費用は、トップページの見た目だけを直す部分改修から、ページ構成・原稿・撮影・CMS・SEO・既存データの移行まで含む全面再設計まで幅があります。公開相場では、10ページ以下の小規模サイトで40万円以上を目安とする例や、30〜100万円程度を示す例があります。

最初に切り分けること

「全部作り直す必要があるのか」「一部の更新・改修で目的を達成できるのか」を先に判断します。リニューアル費用はページ数だけでなく、現状調査・残す資産・作り直す範囲・移行作業で大きく変わります。

リニューアル費用の目安

規模・内容費用イメージ主な作業
部分改修数万円〜数十万円トップ改修、スマホ調整、フォーム変更、ページ追加
小規模サイト30〜100万円程度の公開例5〜10ページ前後、構成・デザイン・実装の見直し
中規模以上100万円以上になる例ページ再設計、原稿、撮影、CMS、SEO、機能移行
大規模・高度機能数百万円以上になる場合大量ページ、EC、会員、予約、マーケティング支援

同じ10ページでも、既存原稿をそのまま使う場合と、取材・撮影・構成から作り直す場合では必要な工数が違います。相場表は「この金額なら必ずこの内容」という定価ではなく、予算の入口として使ってください。

新規制作よりリニューアルが高くなることもある

「既存サイトがあるから、新規制作より安い」とは限りません。リニューアルでは、新しく作る作業に加えて、現在のサイトを調査し、残すページ・削除するページ・URL・検索流入・CMS・メール・計測環境などを確認する作業が増えることがあります。

新規制作で主に発生リニューアルで追加されやすい作業
企画・構成既存ページの棚卸し
デザイン・実装旧デザイン・既存機能の調査
原稿・写真既存素材の再利用可否確認
公開設定URL変更・301リダイレクト
計測設定Analytics・Search Consoleの引き継ぎ
CMS設定記事・商品・ユーザー等のデータ移行

一方で、写真・原稿・ロゴ・記事などをそのまま再利用できるなら、新規制作より工数を抑えられることもあります。まず「使える既存資産」を棚卸しすることが重要です。

費用を決める7つの要素

  1. ページ数:テンプレートを流用できるか、ページごとに設計が必要か
  2. 情報設計:現在のページ構成を残すか、顧客導線から再設計するか
  3. 原稿:既存文章を流用するか、取材・ライティングから行うか
  4. 写真・画像:既存素材を使うか、撮影・図解・画像制作を行うか
  5. CMS・機能:WordPress等の更新基盤、フォーム、予約、検索などを変更するか
  6. SEO・計測:URL、内部リンク、リダイレクト、Search Console等をどこまで引き継ぐか
  7. 移行量:ブログ、実績、商品、会員等のデータを何件移すか

予算帯ごとに「何を優先するか」を決める

予算が限られる場合、サイト全体を均等に薄く直すより、目的に直結する部分から優先すると判断しやすくなります。

予算の考え方優先しやすい範囲後回しにできる例
小さく改善トップ、料金、問い合わせ導線、スマホ表示全ページのデザイン統一、撮影、CMS全面移行
小規模リニューアル主要5〜10ページ、構成、デザイン、基本SEO、フォーム大量の記事移行、高度な機能
集客まで再設計検索流入調査、サービスページ、内部リンク、原稿、計測優先度の低い過去コンテンツ
基盤から刷新CMS、情報設計、URL、データ移行、権限、運用体制公開後でも追加できる周辺機能

「予算が50万円なら何ページ作れるか」だけではなく、「その予算で最も解決したい問題は何か」を先に決めます。問い合わせ導線が問題なら、全ページの見た目を変えるより主要ページの改善を優先した方が合理的な場合があります。

デザイン変更だけなら安い?

既存の文章・ページ構成・CMSを維持し、見た目だけ調整するなら工数は抑えやすくなります。ただし現在の問題が「情報が探しにくい」「サービス内容が伝わらない」「検索ページ構造が弱い」「更新できない」なら、デザインだけ変えても課題が残ります。

見た目だけ直す前に確認

現状の課題がデザインなのか、情報不足なのか、サイト構造なのか、運用体制なのかを分けます。原因と改修範囲が合っていないと、費用をかけても同じ問題が残ります。

リニューアルで見落としやすい費用

項目確認内容
既存サイト調査アクセス・検索流入・既存ページ・機能の棚卸し
原稿既存文章を流用するか、新規作成するか
写真・図解撮影、素材購入、加工、図解制作
データ移行ブログ・実績・商品等を何件移すか
301リダイレクトURL変更時に旧URLから新URLへ引き継ぐか
計測Analytics・Search Console・広告タグ等を維持するか
メール・DNSサーバー変更時に独自ドメインメールへ影響しないか
公開後保守バックアップ、CMS更新、文章・画像更新等の月額費用

CMS移行では「ページ数」以外の作業が増える

WordPress等のCMSを変更する場合、見た目を作るだけでなく、投稿データ・カテゴリ・画像・ユーザー・URL・フォームなどの移行が発生します。旧CMSから自動移行できるデータもあれば、手作業で確認が必要なデータもあります。

見積もりでは「CMS移行一式」だけでなく、何件のデータを、どの項目まで、誰が確認するかを確認してください。大量の記事や商品があるサイトでは、移行後の表示確認も大きな工数になります。

SEO流入があるサイトはURL変更に注意

検索流入があるページのURLを不用意に変更・削除すると、これまでの検索評価や外部リンクを十分に引き継げない可能性があります。必要なURL変更では301リダイレクトを検討し、既存ページの検索パフォーマンスをリニューアル前に保存しておきます。

リニューアル前に最低限残したいデータ

  • 現在のURL一覧
  • Search Consoleで流入の多いページとクエリ
  • Analyticsの主要ページ・コンバージョン
  • 外部からリンクされている重要ページ
  • 現在のtitle・canonical・robots設定
  • サイトマップとリダイレクトの現状

デザイン完成後にSEO移行を考えるのではなく、URL設計の段階から確認すると手戻りを減らせます。

部分改修で十分なケース

  • 料金・写真・文章が古いだけ
  • 問い合わせフォームだけ改善したい
  • スマホの一部表示だけ問題がある
  • 数ページ追加すれば情報不足を解消できる
  • 更新担当者がいないことだけが問題

この場合は、全面リニューアルより更新・改修費用更新代行を検討した方が合理的なことがあります。

全面リニューアルを検討しやすいケース

  • 事業内容・顧客・ブランドが大きく変わった
  • サイト構造が増改築で複雑になっている
  • スマートフォン対応が全体的に不十分
  • CMS・技術基盤が古く保守しにくい
  • 検索流入・問い合わせ導線をサイト全体から見直したい
  • 制作会社変更とあわせて管理環境を整理したい

年数だけで決める必要はありません。判断基準はリニューアルするタイミングで詳しく整理しています。

リニューアルしない方がよいケースもある

「古く見える」という理由だけで全面改修すると、費用の割に事業成果へ影響しないことがあります。特に次の状態なら、まず部分改善を検討します。

  • 検索流入・問い合わせが安定している
  • 料金・サービス情報を問題なく更新できる
  • スマートフォンで大きな利用上の問題がない
  • CMSやサーバーを安全に保守できている
  • 課題が1〜2ページに限定されている

リニューアルは目的ではありません。現在のサイトを残した方が早く安く改善できるなら、その判断も選択肢です。

費用を抑える7つの方法

  1. 残すページ・削るページを先に整理する
  2. 既存写真・原稿・図版で再利用できるものを棚卸しする
  3. 必須機能と公開後に追加できる機能を分ける
  4. URL変更を必要最小限にする
  5. 重要ページから優先してリニューアルする
  6. 記事・実績など大量データの移行範囲を決める
  7. 全面改修が必要な理由を言語化してから見積もりを取る

見積書のモデル|総額だけで比較しない

見積もりは会社によって項目名が違います。次のように工程ごとに分けると比較しやすくなります。

工程見積もりで確認する内容
現状調査既存URL、アクセス、SEO、CMS、機能の調査
設計サイトマップ、ワイヤー、導線、URL設計
コンテンツ原稿、取材、撮影、図解、既存素材の整理
デザイントップ、下層、スマホ、修正回数
実装HTML/CSS、CMS、フォーム、機能
移行記事・商品データ、301、DNS、計測
テスト・公開端末確認、フォーム、リンク、SEO設定
公開後保守、更新、改善、障害対応

制作会社ごとに総額が違うときは、まずこの工程のどこが含まれているかをそろえます。具体的な見積書の読み方はホームページ制作の見積書の見方も参考にしてください。

相見積もりで条件をそろえる

A社には「10ページ・原稿支援あり」、B社には「ページ数未定・原稿は自社用意」と伝えてしまうと、金額を比較しても判断できません。少なくとも次を共通条件として伝えます。

  • 現在のサイトURL
  • リニューアル目的
  • 残したいページ・削除候補
  • 必要な新規ページ・機能
  • 原稿・写真を誰が用意するか
  • 移行したい記事・データ件数
  • 希望公開時期
  • 公開後の更新・保守を依頼するか

見積もりで確認したい12項目

  1. 現状調査は含まれるか
  2. ページ構成の見直しは含まれるか
  3. URL設計・301リダイレクトは含まれるか
  4. 原稿・取材・撮影は含まれるか
  5. 既存記事・商品等の移行件数
  6. CMSの移行・更新方法
  7. フォーム・予約・外部連携の移行
  8. Analytics・Search Console等の引き継ぎ
  9. ドメイン・DNS・メールへの影響
  10. 修正回数と追加料金
  11. 公開後保守の料金
  12. 契約終了時のサイトデータ・アカウントの扱い

まとめ

ホームページリニューアル費用は、ページ数よりも何を残し、何を作り直し、何を移行するかで大きく変わります。既存サイトがあるから安いとは限らず、現状調査・データ移行・SEO移行など新規制作にはない作業も発生します。

まず現在の課題を整理し、部分改修で解決できない場合に全面リニューアルを検討してください。見積もりでは「見た目を新しくする費用」ではなく、事業情報・導線・技術基盤・検索資産をどこまで再設計する費用なのかを確認することが重要です。

今のサイトを残すべきか、作り直すべきか迷う方へ

FREEWEBでは現在のページ・運用状況を確認し、全面リニューアルだけでなく部分改善も含めて整理します。

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