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ホームページ制作会社の選び方|失敗しない10のチェックポイント

「一番有名」「一番安い」ではなく、自社の目的に合う会社を同じ基準で比較する方法を整理します。

更新日 2026.08.08・想定検索:ホームページ制作会社 選び方
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複数のホームページ制作会社を比較して選ぶイメージ

制作会社は、料金が安ければよいわけでも、制作実績が多ければよいわけでもありません。重要なのは、自社がホームページで実現したいことと、その会社が提供する仕事の範囲が合っているかです。

比較する順番

目的 → 提案 → 制作範囲 → 公開後 → 契約終了時、の5段階で見ると判断しやすくなります。

制作会社を探す前に決める6つのこと

候補を探し始める前に、最低限の条件を1枚にまとめておくと、会社ごとの提案を比較しやすくなります。

  1. ホームページの目的
  2. 主な顧客・ターゲット
  3. 必要なページ・機能
  4. 大まかな予算
  5. 公開したい時期
  6. 公開後に自社で行えること・外注したいこと

依頼メモの例

小規模店舗の例

目的:新規問い合わせを増やす/主な顧客:地域でサービスを探す人/必要情報:サービス・料金・実績・FAQ・問い合わせ/予算:上限50万円/希望公開:10月/公開後:料金・写真変更は外注したい。

ここまで整理しておくと、制作会社側も「必要なもの・不要なもの」を提案しやすくなります。

制作会社には得意分野がある

タイプ得意なこと確認したいこと
デザイン重視ブランド・世界観・ビジュアル集客・SEO・運用も必要か
マーケティング重視SEO、広告、CV改善制作費以外の運用費
システム開発重視予約、会員、EC、業務連携小規模サイトには過剰でないか
地域・小規模事業向け店舗・個人事業の小規模サイト対応範囲と制作後の体制
月額・運用型制作後の更新・保守契約期間・解約・移管条件

「有名な制作会社」ではなく、自社の目的に近い仕事を得意としている会社を候補にします。

制作会社を選ぶ10のチェックポイント

制作会社を目的・提案・制作範囲・公開後・出口で評価する5段階

1. 自社の目的を理解しようとしているか

ページ数と価格だけでなく、何のために作るのか、どんな課題があるのかを確認してくれるか見ます。「何ページ必要ですか?」だけでなく、「誰に何をしてほしいですか?」まで聞く会社は、目的から設計しようとしていると判断しやすくなります。

2. 自社に近い実績があるか

件数だけでなく、同業種・同規模・同じ目的の案件があるか、なぜその構成にしたか説明できるかを確認します。大企業の有名実績があっても、小規模店舗の集客サイトが得意とは限りません。

3. 提案に理由があるか

「流行っているから」ではなく、ユーザーが情報を理解しやすい、問い合わせ導線を短くできる、検索ニーズに合うなど、目的に対する理由があるかを見ます。

4. 見積もりの中身が分かるか

企画、構成、デザイン、実装、CMS、原稿、写真、SEO、公開作業など、どこまで含まれるか確認します。「制作一式」だけで比較すると、安い理由・高い理由が分かりません。

5. 原稿・写真を誰が用意するか

契約後に「全部用意してください」と分かることもあります。構成、原稿案、写真撮影、素材準備の担当範囲を事前に確認します。

6. SEOの具体的内容が分かるか

「SEO対策込み」だけでは不十分です。title設定なのか、キーワード調査、サイト構造、内部リンク、コンテンツ、Search Console分析まで行うのかを聞きます。「上位表示できます」という結果だけでなく、具体的な作業を説明できるか確認します。

7. 公開後の保守・更新を確認する

保守契約、月額料金、修正回数、ページ追加、トラブル対応を確認します。公開後の費用は保守・運用費用でも整理しています。

8. 誰が実際に担当するのか

営業、ディレクション、制作、公開後の窓口が誰か確認します。外部委託そのものではなく、責任の所在と連絡先が明確かが重要です。契約前の営業担当と制作中の担当が変わる場合も確認します。

9. コミュニケーション方法が合うか

メール、チャット、電話、オンライン会議など、普段の進め方と追加料金が発生する条件を確認します。専門用語だけで説明せず、こちらの理解度に合わせて説明してくれるかも重要です。

10. 契約終了・他社移管を確認する

ドメイン、サーバー、サイトデータ、CMS、写真、原稿、メール、解析アカウントを契約終了時どう扱うか確認します。公開した後に初めて聞くのではなく、契約前に確認しておきます。

見積書は同じ条件で比較する

相見積もりを取る場合、A社には5ページ、B社には10ページ、C社には原稿作成まで依頼していると価格比較できません。できるだけ同じ要件を伝えたうえで、各社の「追加提案」を別に評価します。

見積項目確認内容
企画・ディレクション要件整理・進行管理・打ち合わせ
サイト設計ページ構成・ワイヤー・導線
デザイントップ・下層・レスポンシブ
実装コーディング・CMS・フォーム
原稿・撮影誰がどこまで作るか
SEO具体的な作業範囲
公開サーバー・ドメイン・計測設定
保守公開後の月額・更新範囲

価格が安い会社は避けるべき?

安いこと自体は問題ではありません。テンプレート、ページ数制限、依頼者側の素材準備、オンライン対応などで合理的に工数を削減していることがあります。重要なのはなぜ安いのか説明できることです。

安くても問題になりにくいケース

  • 必要ページが少ない
  • 原稿・写真を自社で準備できる
  • 独自機能が不要
  • テンプレート活用で問題ない

安さだけで決めない方がよいケース

  • 検索集客を本格化したい
  • 複数サービスや複雑な情報設計が必要
  • 予約・決済・会員等の機能がある
  • 撮影・原稿・ブランディングまで必要

注意したいサイン

  • 目的を聞かずに即決価格だけを提示する
  • 「SEOで必ず1位」など結果を断定する
  • 見積もりの大半が「一式」で内訳を説明できない
  • 公開後の保守費用を質問しても回答が曖昧
  • ドメインやサイトデータの管理者を説明できない
  • 解約・移管条件が契約直前まで分からない

一つ当てはまるだけで問題とは限りませんが、重要事項への説明が曖昧なまま契約を急がせる場合は慎重に確認します。

複数社を同じ基準で比較する

候補各社の提案を、次のような完成形の判断基準へ照らして比較すると、価格だけに引っ張られにくくなります。

比較項目良い状態注意したい状態
目的理解顧客・目的・課題まで聞いて提案するページ数と料金だけで話が進む
提案理由構成・デザイン・導線の理由を説明できる「流行だから」など理由が曖昧
制作範囲原稿・写真・実装・公開まで担当範囲が明確何を自社で用意するのか契約後まで分からない
見積もり明確さ項目別の費用と追加料金の条件が分かる「制作一式」が多く追加費用の条件が不明
SEO内容調査・設計・基本設定・改善など作業を説明できる「SEO対策込み」とだけ書かれている
公開後の保守更新範囲・料金・問い合わせ窓口が明確公開後の対応や料金が決まっていない
担当体制営業・制作・公開後の担当者が分かる契約後に誰が担当するか分からない
契約・移管条件ドメイン・サイトデータ・メールの扱いが明確解約や他社移管時の扱いが不明

実際に相見積もりを取ったら、この基準ごとに各社の提案内容をメモし、自社に必要な仕事が含まれているか・説明に納得できるか・公開後も任せたいかを比較してください。

商談時に聞く10の質問

  1. この目的なら、どんな構成を提案しますか?
  2. 見積もりには何が含まれ、何が別料金ですか?
  3. 原稿は誰が作りますか?
  4. 写真は誰が用意しますか?
  5. SEOでは具体的に何をしますか?
  6. 制作中の修正は何回できますか?
  7. 納品日と公開日はそれぞれいつですか?
  8. 公開後の更新・障害対応はどうなりますか?
  9. ドメインやサイトデータは誰が管理しますか?
  10. 将来他社へ移る場合はどうなりますか?

最終決定は「公開1年後」を想像する

契約時はデザインや制作費へ目が向きますが、実際には公開後の方が長く使います。1年後に料金変更を頼みたい、ページを追加したい、検索データを見たい、別会社へ相談したい、といった場面を想像すると選びやすくなります。

制作会社は「ホームページを納品する会社」だけでなく、必要に応じて公開後のWeb運用を支える相手として比較してください。

まとめ

一番良い制作会社ではなく、自社の目的に合う会社を選びます。依頼前に目的・顧客・予算・納期・運用方針を整理し、候補各社を目的理解、提案、制作範囲、公開後、契約終了時の5段階で比較します。

制作時の価格・デザインだけでなく、公開した1年後までイメージして選ぶと、契約後の「思っていたのと違う」を減らしやすくなります。

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