ホームページ制作の期間は、ページ数だけでなく、機能・原稿・撮影・確認体制によって変わります。小規模サイトなら1〜3か月程度を目安とする公開情報がある一方、100ページ規模では半年以上、さらに大規模なサイトでは1年程度になる例もあります。
制作会社の作業速度だけでなく、依頼者側の原稿準備・社内確認・意思決定も公開日を大きく左右します。納期を考えるときは「制作期間」と「準備・確認期間」を分けないことが重要です。
規模別の制作期間の目安
| 規模・例 | 目安 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| LP | 約1か月前後〜 | 1ページでも構成・コピー・デザイン・フォーム確認が必要 |
| 小規模サイト | 1〜3か月程度 | 5〜10ページ前後、比較的シンプルな機能 |
| 中規模サイト | 3か月前後〜数か月 | 撮影、複数ページ、CMS等が加わる |
| 大規模サイト | 半年〜1年程度の例もある | 100ページ以上、多言語、システム、データ移行等 |
これはあくまで計画用の目安です。公開情報では、LPで約27営業日、15ページ規模の採用サイトで約3か月、100ページ規模のコーポレートサイトで8〜9か月、非常に大規模な学校サイトで約1年という制作例も紹介されています。
ホームページ制作は8ステップで進む

制作の流れ自体は個人事業主のホームページの作り方でも解説しています。ここでは「各工程がなぜ期間に影響するか」に絞ります。
工程1|目的・要件整理
誰向けのサイトか、何を達成したいか、何ページ必要か、フォームや予約等の機能が必要かを決めます。ここが曖昧なままデザインへ進むと、後から構成が変わり、作り直しが発生します。
急ぎの案件でも、目的・ターゲット・必要機能の整理は削らない方が安全です。
工程2|サイト構成・ワイヤーフレーム
ページ一覧、各ページに載せる情報、問い合わせまでの導線を決めます。ページ数が多いサイトでは、ここで情報整理に時間がかかります。
既存サイトのリニューアルなら、残すページ・削除するページ・URL変更・リダイレクトまで検討します。
工程3|原稿・写真の準備
制作が遅れる原因として見落としやすい工程です。デザインが完成しても、料金・サービス説明・代表メッセージ・スタッフ写真などが届かなければ公開できません。
時間がかかりやすい素材
- 複数部署の承認が必要な原稿
- スタッフ・店舗撮影
- 実績掲載の許可
- 法務確認が必要な表現
- 商品点数の多いデータ
- 多言語翻訳
工程4|デザイン
トップページだけでなく、下層ページの共通パーツ、スマートフォン表示、フォームなどを設計します。デザイン案を何案作るか、確認者が何人いるかでも期間が変わります。
工程5|実装・CMS・システム
HTML/CSS/JavaScript実装、WordPress等のCMS、フォーム、検索、予約などを組み込みます。独自機能や外部システム連携が増えるほどテストも増えます。
工程6|確認・修正
制作会社だけでなく依頼者側の確認日数もスケジュールに入れます。公開事例では、社内確認に1週間〜10日程度かかると全体納期へ影響するケースも指摘されています。
「確認担当者」「最終決裁者」「返答期限」を最初に決めておくと進めやすくなります。
工程7|テスト・公開
- PC・スマートフォン表示
- 主要ブラウザ
- リンク切れ
- フォーム送信
- SSL
- title・canonical等
- アクセス解析
- リダイレクト
公開直前に問題が見つかると、予定日を動かす必要があるため、テスト期間をゼロにしないことが重要です。
工程8|公開後の初期確認
公開後も、フォーム受信、アクセス解析、Search Console、表示エラーなどを確認します。大きなリニューアルでは検索エンジン向けのURL変更も監視します。
制作期間が延びやすい7つの原因
- 目的・仕様が途中で変わる
- 原稿・写真が集まらない
- 決裁者が途中から参加する
- 修正指示が複数人から別々に出る
- 機能追加が発生する
- 外部サービスとの連携確認に時間がかかる
- 確認期限が決まっていない
制作期間を短縮する方法
依頼前に目的を1枚にまとめる
目的、ターゲット、必要ページ、必要機能、希望公開日、予算を整理します。
素材を早めに集める
原稿・ロゴ・写真・会社情報・料金表を制作開始と同時に集めます。
社内の確認ルートを一本化する
制作会社への修正指示を担当者がまとめ、決裁者の確認日も予定に入れます。
最初から優先順位を付ける
公開日に必須の機能と、公開後に追加できる機能を分けます。
急ぎでも削らない方がよい工程
- 目的・要件整理
- フォーム・予約等の動作確認
- スマートフォン確認
- バックアップ・公開前確認
- 重要ページの文章確認
短納期にするなら、確認を省くよりページ数・機能・デザイン案数を絞る方が安全です。
「最短○日」の広告を見るときの確認点
短期間で制作できるサービスでは、テンプレート、ページ数、修正回数、原稿の準備方法などを標準化している場合があります。短いこと自体は問題ではありませんが、次を確認します。
- 何ページ含まれるか
- 原稿・写真は誰が用意するか
- 修正回数
- オリジナルデザインか
- フォーム・CMS等の機能
- 公開前テスト
制作会社へ納期を聞くときの質問
- 制作着手日はいつですか?
- 公開予定日はいつですか?
- 原稿・写真はいつまでに必要ですか?
- こちらの確認期限は何日ですか?
- 遅延した場合に影響する工程はどこですか?
- 追加機能を公開後へ回せますか?
見積もりと一緒に工程表を出してもらうと、納期の根拠を確認しやすくなります。見積書の確認方法はホームページ制作の見積書の見方をご覧ください。
まとめ
ホームページ制作期間は、小規模サイトで1〜3か月程度が一つの目安ですが、ページ数・機能・撮影・原稿・社内確認で大きく変わります。大規模案件では半年以上になる例もあります。
公開日を守るには、制作会社だけを急がせるのではなく、要件を早く固める・素材を準備する・確認担当を決めることが重要です。
希望公開日から逆算して相談したい方へ
FREEWEBでは必要なページと運用範囲を整理し、公開までの工程を確認しながら進めます。希望時期がある場合は、必須部分と公開後に追加できる部分を分けて計画します。
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